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2018年10月 5日 (金)

技術の伝承

◇ 大陸が尖閣諸島周辺EEZ内にブイを設置したニュースが流れてきました。我が国の領海・領空・領土が,大陸により脅かされています。

 この国は,「内政には干渉しない」と言いながら,己の勝手に作り上げた論理でもって侵略をし続けています。南シナ海がいい例です。前世紀までのやり方です。

 そんな我が国を取り巻く情勢は,今後ますます厳しいものとなっていくと思います。その対応として,防衛省はF2戦闘機の後継機を新規開発するそうな。

 しかし我が国だけで新しい戦闘機を開発するのは,至難の業だと思います。さらに膨大な開発費(数兆円とも言われています)が必要となってきます。

 これからの戦闘機には,高いステルス機能が求められます。F22では余りに高額な為,あるいはアメリカ政府の輸出規制にも引っ掛かってきます。

 新しい戦闘機が欲しいのは我が国だけではありません。イギリス・フランス・ドイツなどの国も同じような情勢です。何とかこの3国と共同開発できないものだろうか。

 また,約1900億円をかけてエンジン・電子システムなど次期戦闘機用の技術研究を行ったのにボツでしょうか。どうも私には理解しがたい研究であったように思えます。

 我が国がこれまで培ってきた技術をさらに積み重ねると共に,共同開発(必ずしも満足できる仕様になるとは限りませんが)の道を探って欲しいものです。

 話が変わって,オリンピックの年にMRJ90が生まれる予定ですね。現在4機体制で飛行試験を繰り返し行っていることは,周知のことと思います。

 このMRJ90,肝心のアメリカでは航空会社とパイロットの労使協定で重量規制があり,果たして売れるのか心配です。と言うか,見通しの甘さが露見しています。

 そこで考えられたのが,MRJ70だそうです。難題は,1機も売れていないのにさらなる開発費の増加です。MRJ90の経験は生かされますが,先立つものが…。

 イギリスやフランスのエアーショウに出品しても1機も売れなかったMRJ,さらにボーイングとエンブラエルの合弁会社設立と苦しい状況には変化がありません。

 青組に順次MRJ70は引き渡される(?)位で,新規契約は遅々として進まず。膨らむのは開発費の増加だけ,債務超過に株主はいつまで黙っておられるか?

 戦闘機にせよ民間機にせよ,新規開発にはお金もかかりますが,技術や制作のノウハウがなければなりません。MRJでよく分かったと思います。

 言う易し,それで税金の垂れ流しをされてはかないません。いかにリスクの少ない道を採るのか,性能には上を見たらきりがありません。程々にして欲しいものです。

 いずれにせよ民間機の製造の実績そして戦闘機(練習機)の製造ノウハウを絶やすことなく,確かな技術の伝承も大切なことです。期待しています。


○ 沖縄の苦しみも似ているのでは?
”羽田空港発着の国際線を増便するため,東京都心上空を飛行させる新ルートを巡り,米軍横田基地が管制権を持つ空域を一時的に通過することについて米国側の合意を得られていない。新ルートを通る航空機は,横田基地が管制権を持つ「横田空域」を数分間だけ飛行する。政府は,横田空域の通過やその間の航空管制を日本側が担うことを米国側に要望していたが,合意を得られず,現在も交渉が続けられている。
 新ルートの導入で,羽田空港の国際線の年間発着回数(昼間時間帯)は,現在の6万回から9.9万回に増やせる見込み。新ルートの導入が遅れれば,航空需要に追いつかなくなる恐れもある。”

 羽田空港には4本の滑走路があります。上から見れば四角形のような配置です。これ以上滑走路が増やせるのか,私のような素人には分かりません。

 一口に航空需要と言っていますが,国が従来行ってきた方法を国が自ら変更したことに起因します。そう羽田と成田の共存です。これを国自らが捨てたことです。

 航空会社からすれば,羽田は都心に近くかつ国内線との接続も容易い重宝な空港です。ですから離発着枠の争奪戦が起こる訳です。お役人のさじ加減でなんとでもなります。

 航空行政を牛耳る役人,一方の成田でも3本目の滑走路を作ることが決定しています。遠くて不便な所に無理矢理作ったのも役人です。迷走し始めました。

 これ以上羽田に国際線をもってこなければ,新しいルートも不要です。自国の空の一部を米軍が管理している,首都圏でも沖縄でもそれは変わりがありません。

 名案だと自画自賛,通過区域の住民説明会までこなしてきた新ルート導入,思わぬ所でつまずいています。見通しの甘さと迷走の結果です。泣きつくのでしょうか。


○ 今日の1枚
Dsc_4672


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