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2017年5月12日 (金)

心の余裕

○ GW開けと言うこともあるのかしら,最近娘の帰宅が遅くなりました。数ヶ月前までは,残業が当たり前の職場でしたが,残業のチェックが厳しくなり,帰宅が早まりました。

 新聞を読んでいても相変わらず”違法残業”の記事が後を絶ちません。先日も「半年に休日がたった4日」と言う,恐ろしい職場が紹介されていました。

 残業=美徳?確かに私の現役の頃,中堅の頃でしょうか,そう思われていた記憶があります。増えることがあっても減ることのない仕事量でした。

 残業がなくならないのは,一人に対する仕事量の多さに尽きます。人員を増やせば,人件費が上がります。雇い主(経営者)にとって好ましくない状態です。

 そして,大人ばかりではありません。子ども達,なかでも中学生の学校生活は,多忙そのものだそうです。先日も川口市の女子中学生が,自殺?をしましたね。

 新聞を読むと,部活動内での仲間とのトラブルが原因とか,書いてありました。休みのない部活動,中学生も心身ともに疲れているのでしょうか。

 こう書いてくると,日本人ってみんな疲れているのかしら。リタイアしても,「何かをしなくちゃあ」と,現役生活の延長のような生活を送る人が多いようです。

 家庭菜園・カルチャーセンターなど,その代表的なものです。何か時間に追われる強迫観念が根付いているような国民性です。私には,不思議で仕方がありません。

 もう少し余裕ある生活(と言っても,金銭的なことを指して這いません。)が,日本人に根付かないものかと考えてしまいます。そう”心の余裕”です。これに欠けています。

 ”晴耕雨読”のような生活は無理かもしれませんが,自然に逆らわず,それでいて自分の信念を貫けるような生き方,こういったことに憧れをもっています。


○ 深夜の高速道路,長距離バスが格段に減りましたが,大型トラックの数は一向に減る気配はありません。それどころか,大型トラック運転手不足だと言います。

 日本の物流,トラックばかりに頼らず鉄道をもっと使ったらどうでしょう。最近クロネコさんの話がないので,どうしたのかと

”アマゾンジャパンとヤマト運輸,両雄の関係は,かつて日米の電機各社がたどってきた難関に重なる。アマゾンのビジネスモデルは,1990年代のインテルをほうふつさせる。パソコンのコモディティー化を主導し,世界的にパソコンを普及させた覇者だった頃のインテル。当時,パソコン本体の組み立てや中核部品のHDDに力を入れた富士通,NECなどの日本勢が価格下落に苦しむのを尻目に,インテルはCPUで巨額の利益をあげつづけた。自社のCPU以外の部品は徹底的に規格・標準化して,多くの企業の参入を促し価格競争を巻き起こした。HDDの価格は1995年から2003年の間に6割以上も下落。パソコン本体の価格は大幅に下がり,爆発的に普及した。さらに計算速度の速いCPUを矢継ぎ早に投入し,消費者が常に最新のパソコンを欲するようにした。対照的に富士通やNECが追い込まれた先は「利益なき繁忙」とリストラ。
 アマゾンは豊富な品ぞろえと迅速・確実な配送で「ネット通販のインテル」に躍り出た。2000円以上の買い物で配送料はタダ。プライム会員になれば「お急ぎ便」「お届け日時指定便」が追加料金ゼロで使える。サービスの前提となっているのは,廉価な宅配。宅配は相対的に差別化が難しく価格競争に陥りがち。アマゾンの利用客が増えれば増えるほど,ヤマトのサービスは買いたたかれやすい。アマゾンの宅配単価は200円台とされ,再配達すれば即赤字。
 ヤマトHD,2018年3月期連結営業利益が前期比14%減の300億円にとどまる見込み。16年3月期まで5年間の平均が670億円弱。サービス残業として処理されてきた賃金相当額を従業員に支払ったり,ドライバーなどを増やしたりして費用がかさむだけではない。ヤマトもネット通販の普及を先読みして物流施設に巨額の投資をしてきた。13年に稼働した羽田クロノゲートの減価償却負担は年間30億円。損益分岐点が上昇し,荷物の単価よりも個数をさばくことに重きが置かれ,おのずとサービスはコモディティー化する。宅配業者には「負のスパイラル」とも言える状況下で,もうかるのはアマゾンだけ。
 ヤマトの宅配サービスは,国内シェアは約5割を誇る。4月下旬に2200円台だったヤマトHD株は,値上げ方針を発表した先月28日以降,一時2500円台を回復。サービスに見合った料金を顧客・取引企業に受け入れてもらうのは経営者の責任では。”

 さすが経済新聞,豊富な知識を自由自在に使いながら文章を組み立てています。なかでもインテルとパソコン・メーカーの関係は,アマゾンとヤマトと似ています。

 さらに値上げ宣言が,投資家に好意的に受け止められ,株価の上昇につながっているところが面白いですね。ヤマト以外は,数より質に方向転換しています。堅実です。

 とは言え,ネット通販は毎年右肩上がりの成長を遂げています。送料の値上げは,やむを得まい。さらに有料会員への値上げ・サービスも考えていかないと…。

 ものがあっても運べない状況が,いずれ近いうちにやってくるかもしれません。そうなるまえにアマゾンも手を打たねば,一人勝ちが続くと保証はできません。


○ 今日の1枚
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