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2017年3月 3日 (金)

通販会社は黙り?

○ 便利さの裏には
 ヤマト運輸の宅配に関して,一つの社会問題にまでなってきました。一つ欠けているとすれば,最大手のアマゾンのコメントがありません。ほおかむりなんでしょうか。

 日本経済新聞が,ネットで調査した結果(私もその一人ですが)は,
”宅配業界の共通の課題となっている宅配便の急増や深刻化する人手不足への対応については,(1)利用者側は「サービスはコスト」という認識を持つ (2)通販会社側は料金の過度な値下げを求めない (3)宅配会社側はIT化を進め配達員の待遇改善に努める。”

 やはり回答した多くの人達は,2番目に通販会社の姿勢に批判的な考えをもっているようです。私も同感です。これでヤマト運輸が,アマゾン撤退を宣言したら面白い。

 これを機に通販最大手のアマゾンが,日本の宅配の現実を直視し,システムの見直しに取りかかることを期待したいものです。シェアや視聴率ばかり求めていては…。

 ヤマト運輸にアマゾンの荷物が集中した最大の要因が,佐川急便の撤退ですから。もう一つは,”再配達”の問題をどう解決するかです。やはり有料化が優勢です。フムフム。

 そして回答者が広くおしなべて感じていることは,”サービス過剰”です。日本の社会の至る所でこの現象が見られます。サービズ=有料化への移行が望まれます。

 前に書きましたが,イベリア空港のEU移動路線は,水1杯でも有料です。乗客はそれを知っていますから,サービスを求めるならば,ユーロを支払います。

◇ 中途半端と見ますが 
”ANAホールディングスは,ピーチ・アビエーションへの出資比率を現在の約39%から67%に引き上げ連結子会社化する。ピーチ株の買い増しは共同出資する他の株主から,株式の一部を売却したいと持ちかけられた。香港の投資会社会長は過去に,ピーチの新規株式公開(IPO)を示唆したこともある。出資比率の引き上げで,株式公開によりピーチが競合に買収されたり,ピーチとの競合関係が強まったりするリスクを避けられる。
 ピーチの子会社化はANAHDの収益にも貢献する。ピーチは2014年3月期に国内LCCで初めて黒字転換し,16年3月期は営業利益が2倍になるなど業績は好調。ANAHD側は,20年で償却する場合ののれん償却費は年間30億円程度。16年3月期のピーチの営業利益は61億円で,今の成長が続けば単純計算で年30億円以上が毎年上乗せとなる。
 それでも市場関係者からは「投資に対するリターンがこの程度では投資家に説明がつかない」との声が多い。利益の上乗せ分はANAHDの連結営業利益(17年3月期は1450億円の見込み)からみれば小さく,今後もこれまでのような利益成長が続くか,懐疑的な見方もある。
 市場関係者が期待するのは,路線のすみ分けやオペレーション業務の共通化といったグループ連携による収益力の向上。ANAHDにはピーチのほかにバニラ・エアという100%出資のLCCがある。
 LCC2社を抱えることに疑問を持つ市場関係者は少なくない「無駄を省くためにはピーチとバニラ・エアを1つにするのが合理的」との指摘もある。タイガーエアとスクートというLCCを2社傘下に持つシンガポール航空は,収益力を改善するため両社のブランド統一を決めている。
 しかし,ピーチとバニラの今後についてANAHDの片野坂真哉社長は「しばらくはお互いを競わせて成長させる」と説明する。ピーチの井上慎一最高経営責任者も「システム統合,マイル連携,コードシェアなどは一切やらない」と独自性の維持を強調する。独立路線でここまで伸びてきたピーチをこれからも成長させるには,ある程度の独自色が必要なのも確か。投資効果の最大化には,難しいかじ取りが迫られる。
 過去の出資案件での成果が乏しいことも,今回の子会社化への懐疑的な見方につながっている。例えばスカイマークへの出資。約30億円を投じたが,計画していたコードシェアはいまだに実現されず,具体的な果実が得られたとは言いがたい。ANA幹部は「スカイマークはライバルに取られなかっただけでも投資効果がある」と話すが,ピーチの成長が鈍化すれば,同様の結末になりかねない。
 ANAHDの足元の株価は,ピーチの子会社化が報じられた直前とほぼ同じ水準で,報道直後も株価はほとんど反応しなかった。ピーチの子会社化をグループの成長にいかに結びつけるか。市場はその明確な戦略を求めている。”

 ピーチのCEO曰く
”ANAでは出来ないことをやるため,社内ベンチャーで始まったのがピーチ。アジアの航空会社と戦って勝てる日本の航空会社はピーチ以外にないということで,ANAHDの増資が決まった。”

 おおぼらでも言い,これ位のことを言っていただくと,乗客や航空ファンは大喜びです。組織が大きくなればなるほど,小回りが効かなくなります。

 「日本のLCCは,こうあるべきだ。」と言えるような航空会社に成長していって欲しい。やはり今回の青組傘下の色を濃くすることには,おおいに不安を感じています。

○ 今日の1枚
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