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2017年1月29日 (日)

久し振りに

○ 先日DVDで能楽を見たことを書きました。その後,ネットで能楽の催し物を探していますが,なかなか鑑賞したいもの・やはり東京や京都ということもあり,断念です。

 昨年の11月に市の広報の記事に”花形狂言2017”の催し案内が載っていました。もうすっかり記憶から外れ,忘れていました。引き出しからチケットが出てきました。
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 茂山家の若き5人衆の催しです。演し物は五つ,最初の一つがお目当ての”柿山伏”でした。能楽の合間に見る狂言と違い,主役は狂言師です。

 最近忘れていた”笑い”を十分に味わうことができました。後の四つは,”新作”です。「これが狂言?」と言いたくなるものもありましたが,頭を柔らかくして鑑賞しました。

 600年以上の伝統をもつ”能楽・狂言”の世界ですが,伝統にとらわれることなく”新作”に挑む能楽師・狂言師に拍手を送りたいと思いました。

 プロとして伝統を重んずる気持ちは,私達には計り知れないものがあると思います。が,その一方では”新作”を取り入れることにより,新風を巻き込んでいるのも一興です。

 約1時間半の短い時間でしたが,様々な趣向を凝らした”新作”も鑑賞でき,やはり生で見る楽しさは格別なものがありました。できたら歌舞伎も一度見てみたいものです。


○ 「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」(東洋経済新報社)
”英国の2人の学者が世界的に平均寿命がどんどん延び続けていることに焦点をあて,その結果個人の生き方がどのように変わるのかを書いています。
 専門家の予想では,例えば日本で2007年に生まれた子どもの半数は,何と107歳まで生きる可能性が高いそうです。14年生まれとなると109歳まで生きるということのようです。
現在の男性の平均寿命は80歳余り,その平均寿命が年を追うごとに延びています。自分の寿命は85歳くらいと考えていた人が,100歳まで生きる可能性が高いと言われれば,「大変なことになった,生活設計を変えねばならないのでは」と思うようになるはずです。
 この本は超長寿社会になると,20歳すぎまで教育を受け,60~65歳まで社会人として働き,そこでリタイアして余生を過ごすというライフスタイルは成り立たなくなると指摘する。65歳でリタイアして100歳まで生きたとしたら,働いて収入を得る期間が約40年なのに対し,老後が35年ある。現役時代にかなり頑張って貯蓄し,退職金をしっかりもらっても,老後の期間があまりに長くて蓄えは途中でなくなってしまう。年金や医療保険,それを支える国の財政が将来破綻しかねないとの懸念が指摘されている。そこに今の常識を大幅に上回る長寿化が進むとすれば,たとえ年金の支給年齢を70歳に引き上げたとしても個人への公的な支援の水準は一段と低下するのは明らか。
 この本の結論は明快で,少なくとも75歳,できれば80歳くらいまで働かないと生計を立てられなくなるというのが新しい現実なのです超長寿社会の80歳はぴんぴんしている可能性が高い。つまり身体的に現在の常識に比べ長く働くことが可能になる。世の中の常識も大きく変わるはず。
 健康で働ける期間が長くなるとして,次の大きな問題は高齢者がする仕事が果たしてあるのかです。100歳といった長寿を想定していないわけですから,今の日本にはそのような働き口は「ほとんどない」というのが実情です。
 働く目的は超長寿になったとき貧困に陥るのを避けるためですから,とにかく仕事があるだけありがたい,ということになるかもしれない。引退生活をどう過ごすかが定年制度のもとでは大きな課題であり,多くの人は余暇を元気にと,とりあえず考えてきた。自分の寿命は80歳か85歳までと考えていたうえ,年金も60歳代前半から受け取れる。
 しかし,100歳までの生活を考えるなら,もう一働きするのが当然となるのでしょう。しかも,体力やエネルギーはまだまだあります。定年後の期間が40年になった場合,「飽きずに続けられるのか」という疑問が浮かぶかもしれません。
 長期的にみると労働力は供給不足,高齢者は早く去ってほしいといった風潮は様変わりする可能性がある。そうなればシニアという即戦力かつコストが安い人材がいるなら,企業は活用しない手はありません。政府はこれまで進めてきた年金の支給年齢の引き上げや企業の定年延長などの施策を,より強力に進めるべき。恐らくこれからの企業は老若男女国籍などにかまわずうまくミックスすることで最大の効果をあげることが求められるようになる。長寿命化は一人一人にとって大きな問題であると同時に,国や社会にも大きな変化を迫る問題であることに間違いない。”

 イギリスの人の発想ですから,そのまま我が国に当てはまることはないと思います。が,人口減少国における福祉を考える参考にはなると思います。

 この記事を読んで考えました。月給20万円×12=年収240万円ですが,ここから固定資産税・国民健康保険などを引いたら,一体どれ位手元に残るのでしょう。

 例え働き口が見付かったとしても,この年収では…。年金生活であっても預金の切り崩しは,避けられないものです。そして寿命が延びていくならば,預金もなくなるでしょう。

 一部の資産家ならば話は違うと思いますが,多くの勤労者にとっては,高齢にしたがい困窮さは増していくというパターンでしょう。多くの路上生活者が増えていく?

 以前から私は,”消費税10%”に賛成をしてきました。ヨーロッパの一部のようにはいきませんが,やはり現在そして未来の福祉政策を考えれば,苦しいが上げて欲しい。

 もちろん国の施策には,賛成反対があります。問題は,”消費税10%”の説明を時間をかけて丁寧に説明をしていない(してこなかった)政治家も問題です。

 一時期民主党政権が夢のような年金額を言い出しましたね。よく考えれば,その財源がどこにもなかった。やはり批判を受けようと”消費税10%”を早急に実現させるべきです。


○ 今日の1枚
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