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2016年11月 9日 (水)

光学と重工は

○ カメラ業界も例外ではありません
 中国・東南アジアの安価な労働力を求め,日本の主要な企業が進出していった(している)ことは,ご存じの通りです。カメラを含めた精密機械も同様です。

 リオ・オリンピックの映像を見てみても日本のガリバー2社のカメラばかりです。圧倒的なシェアを誇っています。レンズの外周が,白帯?黒帯?でメーカーが分かるほどです。

 Nikon F/F2から始まった私のカメラ,単眼レンズの威力を見せつけられた時代でした。その後,オートフォーカスの速度もモデルが出るたびに速くなっていきました。

 最後は,F100で止まった私のフィルムカメラです。もちろんNikon F2やレンズは,未だに所有しています。製造中止が続いているフィルムカメラですが,まだまだ現役です。

 と言うか,世の中ディジタル一眼レフに移行し,程度の良いフィルムカメラが安価に手にはいるようになりました。F100は,直すより勝った方が安いです。

 今が2台目のF100ですが,3台目も手に入れたい位です。さすがF4/5は高価ですからね。使い慣れたものがいいですね。プロビア&F100…身分相応な組み合わせです。

 ディジタル一眼は,これまたほどほどの物で満足しています。高価な物では,安価なレズが足を引っ張ります。当然製造は,東南アジアです。


”ニコンが半導体製造装置事業やデジタルカメラ事業で最大1千人規模の国内の人員削減を検討している。海外勢の台頭や市場の縮小で不振が続いているため。
 国内従業員の1割にあたり,半導体露光装置を組み立てる熊谷製作所などで希望退職を募る。ニコンは医療機器など新規事業の育成に力を入れており,構造改革を本格化する。
 ニコンの露光装置は世界の市場占有率で1990年代まで首位だったが,オランダASMLに追い越され,赤字が続いている。カメラ事業もスマートフォンの普及で市場が縮小している。
 ニコンは,8月に平成29年3月期の連結売上高予想を従来比200億円減の8200億円に下方修正している。”

 携帯電話搭載のカメラの性能向上が,コンデジ不振の原因と言われています。新製品も必然的に少なくなりました。利益率が低く,国内産はわずかなものです。

 一眼レフ業界は,ミラーレスか否かで迷っていて,開発も中途半端なような気がします。ミラーレスは,どちらかというと家電メーカーがコンデジ後を狙ったもの?

 スマホもそうですが,かつての右肩上がりの販売は難しくなりました。半年に一度の新製品投入もなくなりました。大昔のワープロのようなことを繰り返しています。

 ミラーがあるかないかだけではありません。小型化を目指し,新たなレンズの開発も平行して続けられています。これが却って経営に重荷になっていると思っています。

 シェア争いをしている時代ではないと思います。優れた技術・壊れにくい製品などを製造する限り,世界中のCANON or Nikonファンは,支持すると思います。

 ミラーレスからの撤退,このような勇気をもったトップが現れたら,両社はしばらくは安定したものとなると思っています。限られた資金をディジタル一眼につぎ込んで欲しい。

 しかし市場では,Nikonの最新鋭D500,ついに20万円を切るお店も出てきました。おかしなシェア争いをして為です。自らの首を自ら絞める愚かな行為です。

◇ 重工は本気?
”三菱重工業の宮永俊一社長,開発を行ってきた三菱航空機に任せていた様々な案件の判断を,三菱重工内に新たに設ける社長直轄の「MRJ事業推進委員会」が行うと宣言。
 同委員会は11月内に発足の予定。三菱重工の中間決算発表で宮永社長は同委員会の設置を明らかにした。「何としてもMRJ事業を成功させたい。そのために親会社の三菱重工が前面に出て,全経営資源を投入していくということです。」今後,MRJに関する重要案件は,三菱重工の同委員会が三菱航空機より上に立って,決断を下していく。
 今後,米連邦航空局(FAA)や国土交通省などから民間航空機として飛行してよいと認定される「型式証明」(TC)の取得に全力を挙げる。18年の早い段階でTCを取り,2018年半ば以降に量産1号機を受け取るANAホールディングスに引き渡す予定。
 だが,TCの取得に予想以上に手間取っている。同委員会を発足させる理由も,型式証明を早く取得するための追加の人的,資金的投入を三菱航空機だけに任せておけないと判断した。航空機の技術に関して,構造物の設計や製造は得意だが,機体を制御するコントロール系統,コンピューターのプログラミングなどでは経験不足。現代の航空機はコンピューターの固まり。操縦桿の動きを一度電気信号に換え,それを各翼にある装置に伝えて動かす。この制御にコンピューターはフル回転する。MRJの開発では,これらの機体制御に関するシステムで,ソフトウエアをはじめ,機器の配置や配線のやり方などで,いくつかの修正箇所が発生している。機体制御システムがあらゆる条件下で正常に働かなければ,当然TCは取れない。
 TCに合格する要件は意外とあいまいに書いてある。条件をすべて数値で細かく示して『これ以上なら合格』と書いてあればむしろやりやすいが,そうではなく,前提条件がどうにでも設定できるように書いてあったりする。経験を積まないとFAAの真意を理解することからして難しい。そこで,MRJのTC取得のためにさらに必要になりそうな,米国人協力者の増員や追加の資金投入を,委員会設置によって宮永社長自らが責任を負う形で素早く行おうということ。宮永社長は会見で,「MRJを買ってくれる顧客や部品サプライヤー,さらにはTC当局と相談しながら,納入スケジュールを変更する必要があるのかどうか,いま精査中だ。年明けには発表できる」と述べた。ANAやその他部品メーカーには既に,現在予定している18年半ばの納期は19年にずれ込む可能性があることを伝えている。仮に5回目の遅れがあるとしても,いよいよこれが許される最後だろう。宮永社長は「MRJの開発は最終段階まで来ている。良い機体にしたいので妥協はしたくない」と述べた。”

今日の1枚
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