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2016年11月11日 (金)

新エンジンの開発

○ 今日になってもマスコミは,”トランプ特集”ばかりです。アメリカでの「私達の大統領はトランプではない。」とのデモ,これはいけませんね。

 あなたは反対かも知れませんが,全米の有権者の意思がトランプを選んだのです。民主主義国家の選挙です。トランプを素晴らしい大統領に仕立てるのは米国民の努めです。

 しかし,疑い深く勘ぐれば,一部の動きを全米各地で起こっているようなニュースの伝え方かもしれません。少なくとも良識ある人間は,あんな感情で動きませんよね。

 いずれにせよ我が国の民主党政権,イギリスのEU離脱と並んで,アメリカまでもカンフル剤をうたなければならない国であることだけは確かです。

◇ 日本のLCCの優等生
 ピーチの躍進,関西・沖縄・仙台・千歳とベースを拡げる展開,その中には当然国際線も視野に入っています。近距離国際線は,激戦路線ばかりです。

 ここでどんな手を打ってくるのか,野次馬根性丸出しですが,楽しみです。この会社の市場調査には定評がありますからね。ジェットスターとの違いです。

 そのピーチ,JA817Pにやってくれましたねえ。昨年不正なプログラムを使って,燃費を誤魔化したVWです。カブトムシに特別塗装!飛行機には,カブトムシが!

 機首部分の柔らかい曲線の上にも2台のカブトムシが,貼ってあります。ポートサイドの写真しか載っていませんでしたが,まさかスターボードは…。

◇ GEの新型エンジン
”ゼネラル・エレクトリックの子会社,GEアビエーションは一回目となるGE9Xエンジンの地上試験に成功。GE9Xは世界最大の民間航空機エンジン,B777Xに搭載される予定。
地上試験で,GE9Xのテスト機は申し分ない性能を証明。エンジニアチームは設計を再確認するのに必要な1,200ものデータを確保。
 今回は計167時間に及ぶ試験を行い,213回転,89回の起動を確認。GE9Xの空中における特性や耐熱性をはじめ,機器の健全性やパフォーマンス,操作性などについてもデータを得ることができた。次の段階である着氷の先行試験は,2016年内に実施される見通し。
 試験運転(FETT)は,エンジンの完成度を見極める最終段階。GE9XのFETTを開始したのは2016年の3月下旬。設計を最終化してからわずか半年,エンジンの開発過程においてかなり早い段階で実施。FETTで得られた知見をエンジン認定の前にあますことなく盛り込むことができる。
 次の段階の試験では,GE9X用のデモ機として,燃焼器やタービンブレードにセラミックマトリックス複合材料(CMC)を採用したGEnxが使われる。CMC製の素材は,金属合金に比べると重さは3分の1という軽量,より優れた耐熱性を持っている。そのため,エンジン全体の重量を削減,燃料効率やエンジン性能,耐久性の改善を実現。
 2017年前半には,GE9Xプログラムの認定試験を開始する予定,空中飛行試験場で飛行試験も実施。2018年には,エンジン認定を取得する見込み。
 すでに約700基を受注しているGE9Xの推力は10万ポンド級,フロントファンの直径は世界最大の134インチ(約3.4m)。複合材料製のファンケースと第4世代の炭素繊維複合材料からなる,16枚のファンブレードを備えている。圧縮比率が27:1の11段階高圧コンプレッサー,高効率ながら低い排出量を実現する第3世代のTAPS III燃焼器,CMCが採用された燃焼器とタービンなども特徴。
 GEアビエーションのテクノロジーと先端材料を搭載したGE9Xには,低圧タービンモジュール,インレット・ギアボックスやトランスファー・ギアボックス,そして,アクセサリー・ギアボックスからなる,アクセサリー・ドライブトレイン・キットも搭載。GEアビエーションの事業ユニットであるアビオ・アエロ製のシャフトとその関連付属品を連結している。
 GE9Xプログラムには,IHI,サフラン・エアクラフト・エンジン社,サフラン・エアロ・ブースター社,MTUエアロ・エンジン社が参画。IHIの「GE9X」の参画シェアは10・5%。現行エンジン「GE90」の約9%から拡大。IHIは低圧タービン部品などを担当。IHIはGEと90年代から民間航空機エンジンの共同開発を実施。GE90のほか,B787など向けGEnx,ビジネスジェット向けGEパスポート20といったGEのエンジンプログラムに参画。他社にはできないオンリーワン技術を保有。”

 前にも初めて見たCX:B772のことを書きました。10数メートルしか離れていませんが,そのエンジン径の大きさに驚いたものです。そしてRRの進化にも。

 このような大推進力のエンジンが誕生したおかげで,双発機の時代を迎えることができた訳です。”圧縮比率が27:1”とは,何とも威力あるエンジンを作ったものです。

 そしてIHIの参加率が上がったことも素晴らしい事です。素晴らしい技術をもっておれば,世界から高い評価を得て,採用してもらえるんですね。

 岐阜の小さな町工場(失礼)の部品でもボーイングは目を付け,B737 Maxに採用しております。一般人には分からなくても,分かるところはアンテナが高いですね。

今日の1枚
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