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2016年8月31日 (水)

税金を誰のために使う?

なぜこの機に及んで
 なぜこの機に及んで”空調システム”の不具合が出てきたのか,これが不思議です。1号機は,国内での試験飛行をかなり熟しています。新千歳までも飛んでいます。

 昨日機内に取り付けてある二つのセンサーの異常と断定,ただその原因は不明と言います。機内を張り巡らしているコード・スイッチ・センサーの見直しとなると…。

 ジェットエンジンを積む初めての国産開発,開発担当者の苦難は,まだまだ続きます。尻を叩くだけで夢ばかり語る社長の下では,さらに心労が貯まることでしょう。

 私もこのブログにてMRJのことをいろいろ書いてきましたが,一番の批判対象は開発の遅れではなく,現在おかれている状況を隠蔽し,夢ばかり語るやり方です。

 引用が悪いですが,同じ芙蓉グループの三菱自動車の”燃費不正”も同じような隠蔽工作が問題となりました。三菱航空機も同じような結末とならないように…。

 名古屋空港においての”初飛行”時を思い出してみても,今までにない人達が空港周辺に駆けつけ,祝賀ムードに沸いたものです。それ程に期待が大きいのです。

 余談ですが,私の世代はHONDA/SONYなどの企業のファンが多いように思います。戦後日本の復興,世界が認めた物づくり,それがこれらの会社でした。

 時代は流れ,もう忘れかけていた日本製の旅客機製造,零戦を初めとする高い航空機製造技術をもった国でした。それだけにこの新たな挑戦には,注目しています。

”空調システムの不具合で米国行きの途中から2日連続で引き返したMRJ。空調システムをつくった米航空機部品メーカーは「初めての事態」として困惑。高度約1万mの外気は零下50度に達し,気圧も地上の4分の1以下。正常に動かなければ乗客が失神したり,計器に異常が出たりする恐れがある。
 問題は2018年半ばの納期を守れるかどうか。試験飛行は,寒冷地や高地での離着陸など難しい課題が残っており,日本にとどまっていてはペースが上がらない。三菱航空機は,納入までの日程にはまだ余裕があるとしており,「遅れることはない」。MRJ20機を買う予定のエアロリースのジェップ・ソーントン代表も米国到着について「数週間の遅れなら問題ない」と話す。
 ただ,納入開始の先送りは,すでに4回に及ぶ。1号機を納める全日本空輸からは「さらに大幅に遅れるなら,契約の見直しを検討しないといけないかもしれない」との声が漏れる。他社も含めて受注は447機に達しているが,解約される恐れが出てくる。新たな受注が滞ることも心配。エンブラエルは,MRJのライバル機の開発を加速,低燃費などMRJの長所が薄らぎかねない。”

◇ また税金が…
”国土交通省は航空会社が負担する国内線の着陸料を下げる。羽田,福岡,新千歳の各空港と地方,地方間を結ぶ路線を対象,10~50%下げる案が有力。航空会社の負担を減らし,訪日客向けの運賃を割り引くよう促す。国内線の利用率を高めて訪日客が地方に向かう流れをつくる。年内に割引率などを詰め,来春から実施。着陸料は機体の重さや騒音に応じて決まり,国が管理する空港にB767が着陸する場合,約20万円が必要。航空会社が年800億円ほど負担,滑走路の維持管理などに充てられる。
 今も地方路線の着陸料を最大20%まで軽減する時限措置がある。国交省はそれを最大約16%まで広げたうえで期間を延ばす。燃料1klあたり2万6千円の航空機燃料税を1万8千円に下げる措置も3年延ばす方向で財務省と協議。
 訪日客は年2千万人を上回るペースで推移しているが,国内線の乗客に占める訪日客の割合は数%にとどまる。全日本空輸と日本航空は訪日客向けに国内線の運賃を1区間1万8百円に下げるサービスを実施中。着陸料を下げて航空会社の負担を減らし,こうした運賃割引や地方路線の維持を後押しする。
 国内線を使って東京,京都,大阪など「ゴールデンルート」に集中しがちな訪日客を地方に分散する効果を狙う。国交省は地方空港の国際線着陸料を下げる措置も拡充する。LCCを中心に海外から地方への乗り入れを増やし,年百万人ほどの地方入国者を2020年に3百万人に増やす。
 一方で羽田に到着する国際線の着陸料は1割ほどの引き上げを検討。空港拡張に伴う財務負担が重くなり,羽田単体で収支改善が必要と判断。近く国際線の着陸料変更に必要となる国際航空運送協会(IATA)との協議に入る。”

 つまり航空会社の負担約800億円を練らす目的です。高速道路の業者優先と同じ発想ではないでしょうか?道路の傷みは,大型車の重量負担では?それでも値引きです。

 ただでさえ着陸料を減額している上の措置です。日本国民からの税金そして日本国民の利用者に何かプラスになることがありますか?税金(国民からの徴収)とはなんぞや?

 地方空港(滑走路が短い)に国際線を誘致と言っても,飛行距離を考えれば,どこの国の航空会社が喜ぶか,これも分かりますよね。日本国民の税金で!

 羽田空港の着陸料,10%引き上げ…たった10%,もっともっと上げたらいいのでは。利用者負担です。また,成田国際空港救済のためにもやったらいい。

今日の1枚
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