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2014年10月23日 (木)

先人の知恵

◆夢のような◆
 http://www.youtube.com/watch?v=xhlXkbLUiGo

◇柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺(正岡子規)
 職場で柿の話が出ました。「やはり富有柿が一番美味しい」と言う声が,圧倒的多数です。やはり種があると嫌われますね。

 幼少の頃より田舎に住んでいる者にとって,柿は身近な季節の贈り物です。子どもの頃から「饅頭柿」「やしま」「盆柿」など,田舎柿に親しんできたものです。

 そして柿と言えば,もう一つ大切な柿があります。今風に言えば,ドライフルーツです。そう「干し柿」です。これも作りました。

 渋柿をとって,皮をむきます。4・5個竹の串に刺します。縄をU字型にし,下から順に竹串を刺していきます。一番上を縛り,軒下に干します。

 お日様の力は偉大です。渋柿はどんどん小さくなります。そして次第に色が濃い赤茶色に変わっていきます。甘くて美味しい干し柿ができます。

 干し柿…信州伊那谷の市田柿が有名です。今頃伊那谷(阿南町)に行けば,”枝垂れ柿”を見ることができます。市田柿も美味しいですが,もっと好物があります。

 石川県能登地方で作られる”ころ柿”です。市田柿よりも痩せています。こちらの方が時間がかかっています。手間もかかっています。”干し柿の王者”です。

渋柿を甘い柿に換える,素晴らしい先人の知恵です。これが何世代も受け継がれていることが,また素晴らしい事です。感謝の気持ちでいただきましょう。

 便利な時代になりました。通販でも”ころ柿”を購入することができます。だまされたつもりで一度ご賞味あれ,きっと驚かれると思います。

◇年賀状
 郵便配達のお兄さんから「年賀状の注文はいかがですか」と聞かれ,内部事情がありそうなので,ここは手助けを…。

 来月の遠征用にフィルム(笑わないでください,未だにフィルム主体です)を買いに行きました。店の前にも中にも”年賀状!”の広告ばかりです。

 言われてみれば,あと2ヶ月半足らずで今年も終わりです。そろそろ年賀状の準備をしなければ…。インクカートリッジは予備があります。写真を選定せねば…。

 年賀状の発行枚数は減っていると言いますが,やはりお正月にいただく年賀状は嬉しいものです。その為には,こちらからも出さねば…。

 親しくしてきてもなかなかお会いする機会の少なくなった方々,改めて年賀の挨拶をしておいた方が良い方々,やはりこの習慣は止められません。

◇堅い話ですが…
”沈黙のらせん…ドイツの政治学者ノエル・ノイマンが提唱した仮説。<少数意見が多数意見に押されて意見を言いにくくなり,そのためさらに少数意見が軽視されていくという,世論形成の悪循環のこと>。結果として,多数派の意見が実際よりも多くの人に支持されているように見えてしまいます。
 安倍首相の就任以降,日本は戦後レジーム修正から戦前回帰への道に向かっているのではないかとの指摘がなされています。様々な立場から意見を戦わせれば健全ですが,最近はリベラルや革新的な有識者が余り発言しなくなった。民族意識が強まっている中の風潮に危機感をもっている人々は相当数いるはずで,民族意識の強い意見が仮に多数派であっても,圧倒的多数派という訳ではないと思います。
 私が知っている有識者について言えば,「この人は発言して当然ではないか」という局面でも発言しません。恐らく,多数派が幅をきかせる大勢の中で流れに棹さすような発言すると,口を閉ざしてしまうのではと推察します。このような心の働きに陥ってしまうと,沈黙のらせんを定着させてしまう。
 白井聡さんという政治学者が書いた「永続敗戦論」。2014年度の石橋湛山賞を受賞。 「終戦」という言葉で戦争を終わらせた日本は自ら敗戦の総括をせず,責任追及もしなかったため敗戦の事実を正面から受け止めない「永続敗戦」状態が続いた。その弊害が周辺諸国との外交問題,日米同盟,沖縄基地問題など至る所に及び,今になって表面化している,という内容。
 「永続敗戦」という戦後日本の定義は,安倍首相が口にしている「戦後レジームからの脱却」という概念を否定しているように読めます。永続敗戦の状態では,「戦後レジーム」がそもそも成り立たない訳ですから。その意味で,今の日本の多数派の依拠する足場を揺さぶる内容といえます。執筆の動機として,「最近の有識者が余り発言しなくなった状況への危機感」を挙げていました。多数派によってかき消されてしまいかねない声を,声なき声とせず,きっちりと理論武装して声として主張することは知識人の使命だ。後に続く知識人が現れることを期待したい。(丹羽宇一郎)”

今日の1枚
01_sticker_md11_fly_dc_jets


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