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2014年10月 3日 (金)

契約社会

◇交渉開始
 ”償う”と言うことは,己の非を認め,相手の損失を補うことです。世の中,契約の時代,契約に反すると言うことは,相手に損失を与えると言うことです。

 問題は,損失をいかに計算するかと言うことです。”事実を認識・予見”なのか”回避の怠慢”なのかで,随分計算が違ってきます。

自動車とは比べものにならない数の部品,その裾野は広い。逆に自動車と違って,数は
格段に少ないのが,飛行機です。

 組立会社は,ラインの予定を立て,部品の発注を出します。キャンセルが出れば,広い裾野をもっているだけに,影響は大きいと思います。

 となると,(野次馬根性はさておき)飛行機の契約は,航空会社にとって社運をかける位の決断が必要と言うことです。

 それでも契約後のキャンセルは,出てきます。が,完成機がテスト段階まできてのキャンセルの償いは,受取額と同額になっても仕方がないと思います。

 今回,エアバスは2機のA380をほぼ完成させています。なれば,航空会社の製造会社に対する損失額は,自ずと決まってくると思います。

 それを高いと思うのは,契約に対する甘さであり,無知のなせる技です。法の下での平等を考えるならば,損失をしっかりと償うべきです。

 今の時代,A380の超大型機を運用できる航空会社は,極めて限られています。日米にA380を持っている航空会社はありません。身の程知らず?!

 振り返れば,Facebookにこのニュースが流れた時,「危ない」と予測した人がいました。名前は忘れましたが,凄い先見の明がある人ですね。

 9月末からスカイマークとエアバスの違約金減額交渉が始まったそうです。スカイマークは,契約に則り,法を順守すべきです。

 それが支払うことが不可能ならば,残念ながら倒産を覚悟すべきでしょう。契約の重みを自覚すべきです。それが国際的信用につながります。

 スカイマークが,我が国の空の世界に投じた一石は,誰しも認めるものです。HISとの関係も薄くなり,徐々に独自性が出てきました。

 が,現在の経営陣では,遅かれ速かれ壁にぶち当たると思います。経営陣刷新とともに今一度身の程を感ずる経営に戻してもらいたいものです。

 個人的には,A330もそぐわないと思います。ガリバーを甘く見てはいけません。特に赤組は,地道に力を回復してきています。

 世界のLCCが発展してきた理由(機種の限定・短いターンアラウンド・必要最小限のサービスなど)を考えるならば,それらを参考にした経営が必要でしょう。

 B737に限定,いかに座席を埋めるかが,スカイマークの目指す道ではなかったのか?B767の返却時の判断は,間違っていなかったと思います。それがまた…。

 ”欲”は成長・発展には,必要なことを認めます。が,おかしな方向に向かっているならば,その”欲”を封じ込める判断が必要でしょう。

**温情?**
”A380の購入契約をめぐり、スカイマークが製造元のエアバスから違約金を求められていた問題で、両社が違約金を200億円規模にすることで大筋で合意。10月中の最終合意をめざす。「スカイマークの経営に影響を与えない金額にする」として、前払い金約230億円の範囲に収める考えを示した。造りかけの2機はエアバスが他の航空会社に売る見通しがたち、態度を軟化。”

今日の1枚
Dsc_3828


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