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今日のお天気は?

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2006年2月

2006年2月26日 (日)

機内での注意事項

機内での注意事項に、電波を発するものの使用制限・喫煙等があります。以前このブログにもイギリスの勇気ある機長の話題を載せました。例えお金を払っても、そこは公共交通機関です。他人に迷惑となる行為は、厳禁だと思います。「私は注意事項を守ります」の同意の上で利用するはずです。お金を払ったから、自分の好きなことをして良いとは勘違いもはなはだしいと思います。

今回の鹿児島の件は、暴力・暴言等が報道されています。機長としてこの客の行動は決して許されるものではなく、職権でもって直ちに飛行機から降ろすべきだったと思います。そうした行為は、逆に社の社会的な責任でもあると私は思います。多くの乗客にとってはなはだ迷惑な行為・・・多くの乗客を守る立場にも機長はあると思います。機長と言えども組織の一員(サラリーマン)ですが、己が最高責任者として乗務している(これは法的な裏付けがありますね)と言うことが大切だと思います。無難な対応を考えがちですが、定刻を(迷惑行為によって)遅らせたことを最高責任者としてどう考えておられるのでしょうか?わがままな乗客(どうせ自分が乗らなければ、飛行機は出発しないと考えている人・・・多いですねえ。)に日常悩まされているだけに、こうしたディレイに感覚がマヒしているのでは?

別に飛行機だけではありません。自分はお金を払っているのだからといった考えで、周りに迷惑な行為を平気でする人の多いこと。こうした人を育ててきたこの国の教育、あるいは社会の仕組みはどこかゆがんだものだと思います。自分さえよければいい、自分は金を持っているのだ(LDの社長さんを例に出すまでもなく)といった考えの充満は、社会的な悪だと思います。


恥ずかしい!

機内でメールの迷惑男、注意されて逆ギレ!出発1時間遅れる
鹿児島空港を離陸しようとした日航機で、30代の男が禁止の携帯メールに熱中、再三注意されてようやく電源を切ったものの、スッチーの胸ぐらをつかむわ、ツバを吐きかけるわと大暴れし、出発が1時間も遅れたことが25日わかった。機長が危険と判断して同機は搭乗口まで引き返したが、男は引きずり出されると神妙に「もうしません」と謝ったため、再度乗せて離陸した。ったく迷惑な。欧米だったら逮捕もんだ!!
大バカ男が暴れたのは24日午前10時45分に出発予定だった鹿児島発羽田行き日航1864便。エアバスA300には乗員乗客274人が乗り、290の客席はほぼ満席。
日航によると、同機が搭乗口を離れ滑走路へ移動を始めた後、客の安全ベルト装着を見回っていた女性客室乗務員が、エコノミー席で禁止行為中の男を発見。携帯メールに熱中していたのだ。
機内での携帯使用は「操縦用の精密機器に影響を与える可能性があり、100%の安全を確保するためには不安要素」(日航)。当然ながら禁止で、このスッチーは止めるよう注意した。
メールのあて先やよほど急を要するものだったかどうかは「記録に残っていない」(同)が、男は謝るどころかスッチーに食ってかかりメールを続行。周囲の客も不安な顔を見せ、スッチーが再三注意を続けたため、ようやく電源を切った。が、直後に男はスッチーの胸ぐらをつかんで「もう顔も見たくない!」「出てくるな!!」と怒鳴りつけたうえ、なんと「ペッ」とツバを吐きかけたのだ。
異常な男の言動に機長は運行続行を危険と判断し、同機を搭乗口まで引き返し、男を引きずり出させた。外に出たスッチーと緊急連絡で搭乗口に待機した地上職員が改めて注意すると、男はようやく自分のしでかした事の重大さがわかったらしく「申し訳ない」と謝り「もう機内で携帯は使わない」と話したため、再び搭乗させたという。
出発したのは11時41分(羽田着は午後1時17分)。定刻から56分も遅れた。鹿児島空港に乗り入れている他社の便を含め「ほかの便への影響はなかった」(同)のがせめてもの救い。
16年1月施行の改正航空法は「携帯など電子機器の使用」「便所での喫煙」など機内の迷惑行為を禁止。機長の禁止命令に従わない場合は最大50万円の罰金を定めている。従来の同法でも悪質な乗客は席に縛り付けたり、最寄の空港に着陸して降ろすことはできたが、罰則はなかった。
日航は今回の大バカ男について「お客さまでありますし、謝罪もされているので…」と法に問わなかった。だが、大バカぶりを目の当たりにさせられ、1時間も足止めさせられ、さらに再搭乗した男と2時間近くも同じ空気を吸わされた他の乗客は、怒り心頭だ!!(産経スポーツ)

2006年2月23日 (木)

オリンピックってメダルの数?

どうも(売らんがための方法なのか?)スポーツ関係のマスコミの書き方(報道の仕方)は,疑問が残ります。プロ野球はシーズン前のキャンプの真っ最中。いろいろな解説者がキャンプ地を訪れ,リポートしています。どこもかしこも優勝するかのような書き方・独断と偏見に満ちた書き方・あげくは順位の予想等,面白おかしく書いて(報道して)います。

さて本論ですが,「オリンピックは,メダルの数が問題なんですか」・・・どうも夏も冬もオリンピックとなると,メダルの期待を書きたてる記事(報道)が多いことにうんざりします。まさにワン・パターンです。参加している選手にとってメダルは欲しいが,今まで自分の人生を書けてきた猛練習の成果を発揮(発表)できるだけでも幸せではないでしょうか?出発前「オリンピックを楽しんできます」とコメントされていた方が,けっこうあったと記憶しています。大会会場における各国の選手との,あるいは地元の人達との交流も,オリンピックの一面だと思います。

テレビで見ていると,競技前の緊張感・競技中の集中力・競技が終わった後の安堵感等,私達を引きつける場面が多く報道されています。オリンピック(いや競技全般)の楽しみはそこにあるような気がします。メダル云々を述べるならば,(散々批判された)旧共産圏の英才教育を復活させたらどうでしょう。

2006年2月19日 (日)

今日のニュースから

全日空が22年ぶり公募増資、新型機購入に1千億円 
全日本空輸は、新型航空機の購入代金に充てるため、22年ぶりに一般投資家向けに公募増資を実施し、約1000億円を調達する。
 最大で、全日空の発行済み株式総数の14・8%に相当する2億5000万株を新規発行する。
 燃料価格が高騰していることから、小型・軽量で燃費効率の良い新型機に更新し、運航コストを減らす。
 すでに、米ボーイング社の737型機の新型45機の購入を始めたほか、2008年には、最新機種である787型機50機を世界で初めて導入する。(読売新聞)

日航グループ取締役10人、社長に経営刷新求め署名
 日本航空の国際線、国内線両子会社の取締役計10人が、日航の新町敏行社長兼最高経営責任者(CEO)にあてた経営刷新を求める文書に署名をしていたことが18日、明らかになった。
 このほか、機長職を中心に200人を超える部長級社員が、新町社長ら代表権を持つ取締役3人の退陣を求める署名をしたことも判明した。日航の人事を巡る内紛が新たに拡大した格好だ。
 日航の内紛は、今月10日、国際線子会社の深田信常務ら4取締役が新町社長に退陣を求めたことが発端だ。
 今回、明らかになった署名簿には、国際線子会社(取締役数15人)の深田常務ら4人と、それ以外の取締役2人と、国内線子会社(同12人)の取締役4人の名前が記されている。
 ただ、両子会社を傘下に収める持ち株会社の日本航空の取締役(10人)は1人も署名していない。子会社2社も、署名した取締役は取締役会の過半数には達しておらず、3社の社長を兼務する新町社長が、ただちに解任されることはない。
 しかし、持ち株会社と両子会社の取締役計19人(重任を除く)のうち10人が経営刷新に賛同し、部長級の署名も、今月10日時点の約50人分から200人強まで拡大したことは、今後の動向に影響を及ぼす可能性がある。(読売新聞)

取締役過半数、退陣に賛同
管理職4割も、役員証言(中日新聞)
日航内紛、社長苦境に
 日航グループの役員4人が新町敏行社長ら経営トップ3人の退陣を求めた内紛で、4人のうち1人が18日、匿名を条件に共同通信のインタビューに応じ、4役員を含む全取締役(常勤)19人のうち過半数が退陣要求に賛同する署名をしていることを明らかにした。
 署名は10日に新町社長と面会した際に持参したという。この役員は「自分で日航が再生できる最後のチャンス」と一歩も引かない姿勢を見せており、退陣を拒否している新町社長は一層苦しい立場に追い込まれそうだ。
 社長との面会には賛同する部長ら管理職約50人の署名も持参したが、署名はその後も増え続け、役員は「現在は(管理職の約4割に当たる)220人から230人になった」としている。
 日航広報部は「内容を把握していないのでコメントできない」としている。
 19人は持ち株会社の日航、運航会社2社の計3社の取締役。役員はインタビューで「取締役には体制を変えることについて話をし、賛同してもらえる人に署名をもらった。全19人の過半数が応じてくれた」と述べた。
 さらに昨年発表された再生計画に言及し「2006年が日航の最大の危機だと社員の誰もが理解しており、再生計画を実行しなければ、日航は危ないと思わなければいけない」と指摘。
 「われわれは経営の刷新と、現場のことを理解できる求心力のある新体制を求めているだけだ。再生計画を実行するには、刷新が必要。権力闘争をするつもりは一切ない」と強調した。
 4役員は17日にも、新町社長と日航本社で再度面会したが、社長は退任をあらためて拒否したという。
 日航は相次ぐ運航トラブルや原油高の影響から、昨年の中間決算で大幅な赤字に落ち込み、同年11月、従業員の平均10%の賃金カットを含む再生計画を発表。今年1月から賃金カットを実施する予定だったが、労働組合の強い反発から延期を余儀なくされ、再生計画の実行は当初からつまずいた。

ここでも青い会社と赤い会社の併記となりました。赤い会社の問題は、今後どう動くか分かりませんが、空の安全運行にまで波及するようならば自滅です。経営刷新を求める方も、ここまできたら後に引けないですね。




POKEMON

セントレア開港1周年を記念して、昨日ポケモンB744,B763が飛来しました。某板を見て、まだまだポケモンの人気並びにポケモン・ジェットの人気には驚きました。初代ポケモン(ドメ)は消されたようですが、青い会社の企画は当たったようです。これも別の板ですが、神戸空港の開港を祝ったステッカー入りのB763もあります。やはり国内では、青い会社は強いですね。

一方赤い会社はと言うと、これまたS/Cを出すようです。これは赤い会社のサイトを見て知ったものですが、"SAMURAI BLUE 2006"と言うものだそうで、同じ塗装が3機(?)に施されるそうです。B777のフランクフルト線専用で始まるようで、スケジュールが載っていました。出発時間(13:30)を考えると、RW16ならば撮れそうです。隔日運行ですから、1発勝負ですが・・・。インターにはもう1機B744にも、ドメB777の噂があります。ドメ?伊丹か?またサイトに運行スケジュール出して欲しいものです。まだ猿の半面も残っているし・・・。

こう考えるとやはり羽田のコンクリート・ウォールは痛いですね。相当高い脚立を使わねば撮影は不可能です。まあ時間をかけて撮影計画を立てるとしましょう。また「まだ撮っていないの?」「撮ったぞ・・・今頃?」と言われそうですね。

2006年2月17日 (金)

祝1周年セントレア!

中部空港きょう開港1年
目標超す旅客1230万人
 中部国際空港(愛知県常滑市)は十七日、開港一周年を迎えた。空港会社は十六日、開港から一年の旅客数が目標の千二百万人を超える千二百三十万人に達する見通しを明らかにした。平野幸久社長(67)は会見で「総じて順調なスタート」と合格点を与え、課題として「不足する国際線の長距離便誘致に取り組みたい」と述べた。
 空港会社によると、旅客は国際線約五百三十万人、国内線約七百万人。「ほぼ想定通り」(平野社長)という。ただ、二〇〇五年前半は愛知万博効果で一日約四千人の上積みがあったとの見方を示し「来年はその分をカバーして、少しでも上回りたい」とする。
 週二百九十三便でスタートした国際線は現在三百六十便まで増え、六月にはエミレーツ航空ドバイ便、フィンランド航空ヘルシンキ便の就航も決まっている。一方で、原油高の影響によるニュージーランド航空の運休など、昨年のアメリカン航空シカゴ便に続く撤退の動きも出ており、平野社長は「当面は四百便を目指すが、なかなかつらい」と述べ、厳しさをうかがわせた。
 欠航率は全体では1・6%。空港の天候が原因の欠航率は全体の0・44%だった。横風や大雪の影響で三百を超す欠航便が出た十二月の欠航率は約4%。平野社長は「われわれの基準からすれば問題ない」とした。
 国際航空貨物の取扱量は一年で二十二万トン程度の見込み。〇五年後半から貨物専用便が増え、最近は月二万五千トンに急増。これを維持すれば当初目標の年間二十七万トンを超える三十万トンペースになる。(中日新聞)

2006年2月11日 (土)

6月から就航

今日の新聞に6月からセントレアに就航予定のエミレーツ航空の記事があった。セントレアから撤退していく会社がある一方、このように新規に就航する会社があることは嬉しいことです。

エミレーツ航空・・・中東のお金持ちの会社ですが、新造機の購入ラッシュはもの凄いものがあります。そう言えばA380の最初のフルカラーは、この会社だったような気がします。A330,A340,B777及びA380・・・全て新造機!私が最初に見た時は、(確か)A300だったような気がします。それが短期間にこれだけの成長を遂げるとは、オイル・マネーの凄さを感じさせられます。あるニュースによれば、A380専用のターミナル(SQも)を造っている(できた?)ともありました。

ただ私のようなものは、「エミレーツに乗ってどこいくの?」と女房に言われそうです。それよりはBA,KLの復活の方がはるかに嬉しいのだが・・・。自分のことはさておき、成功を祈りたいものです。

2006年2月10日 (金)

よろしくお願いしますよ!

誰しもこの飛行機のトラブルを驚かなくなったのではないでしょうか?人身事故はないものの、大変に怖い飛行機であることには変わりがありません。青い会社・赤い会社、整備を宜しくお願いします。

着陸直前、車輪出ず ボンバル機、またトラブル

 9日午前9時半ごろ、松山空港への着陸体勢に入った中部国際空港発の全日空1823便ボンバルディアDHC8―Q400(乗客乗員25人)で3つある車輪すべてが出なくなった。パイロットが手動操作で車輪を出して約20分後、定刻から約10分遅れて着陸した。乗客らにけがはなかった。
 全日空は「イレギュラー運航」に当たると判断し、同日、国土交通省に届けた。
 ボンバルディア機をめぐっては、車輪が収納できないなどのトラブルが相次いで発生。2003年から導入した全日空では23件目のトラブルだが、車輪が出ないケースは初めてという。
 松山空港事務所によると、パイロットが自動的に車輪を出すためのレバー操作をしたが、車輪が出たことを示す表示が出なかったため、管制塔に連絡。管制官が目視による確認を行い、車輪が3つとも出ていないことを確認した。パイロットは手動操作に切り替え、車輪を出したという。
 同機を運航する全日空系列会社が原因を調べているが、車輪を出すための電気信号に不具合があった可能性があるとみている。
 手動で車輪を出すと着陸後にステアリング操作が不能になるため、同機は車でけん引してスポットまで運ばれた。この間、滑走路が約10分間にわたり閉鎖され、折り返し便が欠航した。
 DHC8―Q400はカナダ製のプロペラ機。機首と両翼の下にそれぞれ車輪がある。
 一方、9日午前9時40分ごろ、同型機の松山発日本エアコミューターJAC2200便が大阪空港着陸の直前、空気の温度や圧力に異常を示すライトが点灯したが、無事に着陸した。(中日新聞)

2006年2月 7日 (火)

最近のニュースから

ここ数日のニュースから、気になるものをあげてみます。大きな赤字を出している日本航空ですが、トラブルの多発が一番気になります。青い会社に敏感なお客さんは流れています。合併後の早期の体質改善がのぞまれます。

航空大手の10―12月期、日航が経常赤字・全日空は増益 
航空大手の2005年10―12月期の連結業績は明暗が分かれた。6日に発表した日本航空は相次ぐ運航トラブルで旅客数が減り、経常損益は206億円の赤字(前年同期は9億円の黒字)に落ち込んだ。原油高に伴う燃料費の増加額も全日本空輸に比べ約3倍になった。全日空は日航から旅客が流れたこともあって、159億円と30%伸びた。日航は収支改善に向け路線再編も策定した。
 売上高は日航が5569億円で4%増、全日空が3472億円で7%増えた。両社とも燃料費増による値上げ分が寄与した。
 旅客数は日航が国内線2%減、国際線が8%減だった。全日空は国内線が2%増え、国際線はほぼ前年同期並みを維持した。日航でトラブルが頻発したのを受け、単価が高い個人利用を中心に全日空に顧客が流れたためだ。日航は下期から国際線で一部路線を運休したことも響いた。
(日経新聞)

グアム発の日航機、同じ不具合で2度引き返す
 7日午前4時40分ごろ、成田に向けて飛行中のJALウェイズのグアム発982便(ボーイング767―300型機、乗客221人)で、操縦席の窓のくもりを取るヒーターに不具合が発生、同便はグアム空港に引き返した。
 日航が部品交換を行い、同便は同6時15分ごろに再出発したが、離陸から約10分後に不具合が再発し、再び同空港に引き返した。
(2006年2月7日14時0分 読売新聞)

2006年2月 1日 (水)

第3弾

ニコン、コニカミノルタ、そして富士フイルムとニュースが続いています。

富士写真、カメラ・フィルム事業で5千人削減へ 2006年 2月 1日 (水) 07:33

 フィルム国内最大手の富士写真フイルムは31日、カラーフィルムやデジタルカメラなど不採算の写真関連事業のリストラに伴い、グループ従業員7万6千人のうち5千人(うち国内は1千人)を9月までに削減すると発表した。カラーフィルムの需要減少やデジカメ市場の成熟でメーカーは苦戦しており、創業事業にこだわらずに得意事業に集中し、生き残りを図る動きが加速している。
 国内では、希望退職の募集を中心に人員を削減する。工場は閉鎖せずに、フィルムなど写真感光材料の生産能力を世界全体で3割削減する。07年3月期までに計約1650億円のリストラ費用を計上し、06年3月期の連結営業利益予想を昨年10月時点の1700億円から750億円に、当期利益予想を850億円から200億円に、それぞれ大幅に下方修正した。
 富士写の写真関連事業は連結売上高の約3割を占めるが、市場環境は今後も悪化するとみて、短期間でのリストラに踏み切る。古森重隆社長は記者会見で「写真は人間の大事な文化の一つ。大幅な構造改革は(写真フィルム事業を)継続するためだ」と強調した。
 リストラのコスト削減効果は年間500億円と見込む。液晶ディスプレー向け材料や印刷・医療用機器などに注力し、08年3月期に営業利益を2千億円に引き上げることを目標に掲げた。
 写真関連メーカーのリストラが相次いでいる背景には、急激なデジタル化と市場の飽和がある。国内メーカーによるデジカメの総出荷台数は02年にフィルムカメラを逆転。「新三種の神器」と期待されたが、05年の国内出荷は減少に転じ、31日発表の業界統計によると、前年比1.2%減の844万台になった。
 製品サイクルが短いデジカメ市場では、キヤノンのように短期間で新製品を開発・生産する体制を構築し、価格下落に巻き込まれる前に次の新製品を発売でき、ブランド力もあるメーカーが勝ち残り、他は淘汰(とう・た)される。しかし、キヤノンもカラーフィルム需要減少の流れには逆らえず、フィルムカメラを続けながらも発売機種数は減らす。

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