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2005年9月

2005年9月26日 (月)

国宝

国宝とは,「重要文化財のうち,特に学術的価値の高いもの,美術的に優秀なもの,文化史的意義の深いものとして,文部科学大臣が指定した建造物・絵画・彫刻・工芸品・古文書など」を指します。今回私が紹介するのは,滋賀県向源寺「十一面観音立像」です。湖北地方は古くから「十一面観音崇拝」が盛んな地であり,数多くの「十一面観音像」が残っております。向源寺のものは古くは「NHK国宝の旅」で放映されました。私が仏像を拝顔する際一番気に留めるのは,その「お顔」です。向源寺のお顔は,優しく慈愛に満ちたもので,救いを求める人々にそっと手を差し伸べる暖かさと優しさを感じることができました。例えこれが国宝でなくとも,何人も心を引き寄せられる素晴らしい彫刻だと思います。

私は今まで各地で「国宝」に出会ってきましたが,これほど素晴らしいお姿を拝顔できたかと自問しても,答えは"NO!"と言えます。美術館・博物館で見る,ましてや○○展と称されるものは手軽ですが,何か味気がないです。やはり自分で足を運び,周りの雰囲気を感じながらの鑑賞は,何物にも代え難いものがあります。私はこれからも機会があれば,日本各地に点在する国宝の巡礼に心配りをしたいと思います。30年以上も足を運び続けている「正倉院展」も,約1ヶ月に迫ってきました。古くから我が国に伝えられてきた秀物を自分の目で確認していきたいと思います。

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