2021/10/27

身分相応の暮らし

○ またまた新聞記事から。「老後が不安 右肩上がり」と言う題が付いていました。こう言った類いの記事は,ついつい読んでしまいます。
総務相の家計調査(2020),現役世帯の貯蓄額の平均1378万円,10年前と較べて134万円増加”と言う内容から始まります。

 

 ビックリ!何その金額!我が家の貯蓄は…。「おいおいどこからそんな数字が出てくるんだ」と言いたくなります。無視できる方がうらやましい。
 しかし,ここでも統計の罠か仕掛けられています。平均ってそう言うものです。富裕層まで含めた数字ですよね。数字の一人歩きです。

 

 先の金額に届いていない世帯は,なんと全体の3分の2に及ぶそうです。それでも3分の1はこれ以上,あるところにはあるものです。
 では,中央値はどれくらいになるのか,知りたくなりますよね。826万円(10年前と較べて83万円増加)だそうです。これでも高い!

 

 10年間で収入は約17%増加,一方で支出はそれ程伸びていませんよね。それは消費者物価指数を見たって分かります。収入は増え,支出は控え目。
 なるほど貯蓄が増える訳です。金融機関にお金を預けても雀の涙の金利であるにもかかわらず。いかに経済が回っていないのか分かります。

 

 もう一つは,自画自賛のアベノミクスは完全に失敗と言うことです。あれで潤ったのは,法人税優遇の大企業のみと言う訳です。
 10万円の給付金,経済(金の回り)に訳だったのは,3割強(紙幣の流通量で分かる)だと言う結果です。ここでも空振りでした。

 

 いかに多くの国民が先に不安をもっていて,貯蓄に回しているかと言うことです。また,病気や災害に対する備えもあるでしょう。
 もう一つは,一昨年話題となった”老後資金2千万円”です。事実私もあの数字を知ったとき,「老後はまさにイバラの道」とね。

 

 あの金融庁審議会のインパクトは,それこそ日本中の(先に挙げた)3分の2を震え上がらせたと思います。ですから,ひたすら貯蓄です。
 (高齢者無職)毎月約21万円の収入,約26万円の支出が計算の元です。マイナス5万円×20年間=2千万円と言うわけです。

 

 私から言わせれば,自分がどんな老後を望んでいるかで変わってきます。身分相応の暮らしを心がけるのならば,年金収入で暮らせない?のか。
 つまり己の人生設計がきちんとできているか否かです。現役時代の栄華を引きずっていては,どれだけ貯蓄があっても足りませんよね。自家用車,1台で十分。それ以上は贅沢ですよ。

 

○ 今日の1枚

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2021/10/24

人の懐

○ 衆議議員議員選挙の争点の一つに「賃金格差」があります。もう現役ではありませんから,気になるのは「年金」ですが。それでも…。
 東洋経済では,会社に新卒(22歳)で入社して定年(60歳)まで働いたときに取得できる総額である「生涯給料」を毎年試算しています。

 

 人の懐を垣間見る,まあ野次馬根性丸出しですが,それでもちょっと見たくなりませんか?いかに格差がある,大企業の凄さが分かります。
 対象としたのは『会社四季報』に掲載している上場企業約3700社のうち,単体の従業員数が10人に満たない場合・平均賃金の発表がない企業などを除いた3230社。

 

 1位:M&Aキャピタルパートナーズは9億7824万円。2位はキーエンス(7億1326万円),3位はヒューリック(6億3072万円)でした。
 中小企業へのM&A,先進技術を行く,不動産業,確かな記憶しかありませんが,昨年も同じような…。桁違いの額ですよね。

 

 このランキング,上位5百社が並んでします。因みにトヨタ自動車(3億3323万円)日本航空(2億7803万円),全日空HDは見当たりませんでした。
 日本を代表する大企業,やはりどこもかしこも2億円(公務員の倍以上)の数字を出しています。圧倒的に多い中小企業は…。

 

 ただそれでも統計を見て見ると,生涯給料は(若干ですが)下がってきているそうです。新型コロナウィルスの影響でしょうね。
 そして大企業程,内部留保をしている額が多いと言うことも事実です。利益を出しても社員への給料に反映されていないと言うことです。

 

 岸田氏は「皆さんにお金を使っていただく」と言っていますが,その前に大企業に対してものを言うべきではないでしょうか。
 先への不安から内部留保している訳です。恒例となっている春闘も随分力を失ってきています。御用組合が増えてきたためです。

 

 そしてここに来て「円安」「化石燃料の高騰」と言うダブルパンチです。物価が上昇しても給料は上がらない,むしろ下がっている。
 岸田氏の言われていることは,現状認識の甘さとしか受け止めることはできません。却って白々しいとも思います。選挙の時期が悪い?

 

○ 今日の1枚

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2021/10/23

それなりの材料が

○ 久し振りに真剣に?書いてみようと思います。疑問符が付く内容かも知れませんが,まあ私の考えと笑ってパスしてください。
 今日の内容の原点,それは長年私が従事してきた仕事とも関連しています。が,実際は高校生の頃から思ってきたことです。

 

 さて何を書きたいかというと,「自ら進んで考え行動する」と言うことです。学生時代から歴史には興味があり,いろいろな書物を読んできました。
 歴史認識は,それこそ人の数ほどあります。それこそ同感するものもあれば,反感をもつものまで多種多様です。でもそこが面白いんです。

 

 歴史=人間のたどってきた道です。もう結果が出ているものばかりと思われがちですが,実はそうではないんです。今につながることも…。
 私が一番興味をもってきたのが,明治以降の近世史です。今を考えるのに,この近世史を学ばずして通ることはできません。

 

 なかでも大日本帝国憲法と日本国憲法です。文部科学省の指示している内容(学習指導要領)は,ご多分に漏れず勝者の理屈です。
 この二つの憲法の違い,そして成り立ちを考えると,今の改憲論者の言い分が分かってきます。また憲法と言えども時代に合わなくなってきたとも。

 

 さて「自ら進んで考え行動する」を考えるようになったのは,まずもって「考え」です。考えるには,元となる知識・経験が必要です。 
 幼稚園教育から始まり大学まで,様々なことを学び経験し,自ら考える礎を築いていきます。つまり一人前になるための準備期間です。

 

 元となる知識・経験が浅い時期,「これからの時代を行く抜くには…」と理屈をこね,それを強要する日本の教育,家庭教育すら崩壊しているのに。
 憲法には様々な「自由が保障」されています。が,その自由には責任が伴うこと,制限があることを学んでいません。自由の一人歩きです。

 

 大切なことは,発達段階に応じて(周りのものが)考える材料=知識を与えることです。もちろん自ら学ぶことも大切なことです。
 しかし悲しいかな日本の教育は,前に進むのみ,振り返って考えてみる,再試行してみる機会を与えていません。つまり余裕がありません。

 

 先程書いたように自由には責任が伴うことなどいい例です。このこと一つとってみても,現在の日本が抱える病巣の原因が分かるというものです。
 また自分が将来やりたい仕事,それを学力のみで選ぶ学生の多いこと,いや大部分がそうだと思います。それまでの学問が役立っているでしょうか。

 

 自分が長年培ってきた知識と経験,これが生かされるのは(やはり)社会に出てから(仕事についてから)ではないかと思っています。
 「自ら進んで考え行動する」といった疑似体験を何度も繰り返しながらです。繰り返しますが,考えるにはそれなりの材料が必要と言うことです。

 

○ 今日の1枚

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2021/10/22

値上げの秋

○ 新型コロナウィルス第5波,やっと終息?近くまで感染者が減ってきました。6割を超したワクチン接種,まあ7割を超えるところまで…。
 それに伴い各地の様々な制限解除の報道もあります。しかし一方では,「第6波は必ずやって来る」と悲観的な見方をする人もいます。

 

 記事にしても受けが悪い?と思ってか,零細企業の実情ややむなく学舎を去っていた学生の実態は,皆目見当も付きません。
 コロナ・自民党総裁・衆議院議員選挙,まあマスコミは食べるのに困らない出来事の連続です。いずれも消耗品ですねえ。

 

 さて世界中(特に先進国)の経済の回復,これによってエネルギー源の争奪戦が始まりました。化石燃料の奪い合い,さらに円安状態
 これにより輸出にも陰りが出てくるのは必然の状況,さてさてこの難題に新政権はどう立ち向かっていくのでしょう。不安ですよね。

 

 この4月から少しずつ少しずつものの値段は上昇してきています。ここにきて電気・ガス料金の値上げも聞かされています。おいおい。
 全国平均レギラーガソリンもついに160円を超しました。ネットで調べてみると,地方程高価格,運輸業者も頭を抱えていると思います。

 

 ある悲観的な記事によると,OPECの増産が決まらない限り,年内に全国平均170円台は確実と言うことです。鼻血が出る値段です。
 地球温暖化阻止のために石炭を使った火力発電の順次停止(廃炉),原子力発電の反対運動,もう天然ガスに頼るしか…。値上げの秋ですね。

 

 まあ主夫といたしましては,野菜の値段が(一時と較べ)随分安くなってきたことでしょうか。(しかし大好きな梨は高い!)果物は以前高値ですが。
 果物大好き人間,我が家の子ども,ふるさと納税を活用して果物を送ってもらっています。私にはお裾分けはわずかですが,それでも嬉しいです。

 

 政治の世界では,”分配”の話でもちっきりです。しかし,年金生活者には無縁の世界です。年々減らされる一方の年金,この先…。
 先にも野菜のことを書きましたが,生鮮食料品を中心に値段の上がり下がりは随分頭の中に入るようになりました。旬のものを選んでいます。

 

○ 今日の1枚

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2021/10/21

税について

○ 昔から日本で販売されているビールに含まれる税金(酒税),これが約40%を占めています。ビール好きな方は,しっかりと納税を。
 もちろんビールを買うのに消費税まで支払っています。缶ビール(350ml)ならば,合計90円以上の税金を支払っている訳です。

 

 それゆえ酒税の安い第2・第3のビールが出現,シェアを伸ばしてきました。安いと言っても60円・40円と酒税を支払っています。
 その他のアルコール類,多かれ少なかれ酒税対象になっています。税率の高低は別にして,世界中アルコール類には税金が入っています。

 

 もう一つ税金で有名なのは,石油製品です。これも税金の塊です。ガソリン税(2種あり)石油税(+地球温暖化対策税),さらに消費税。
 1リットル150円のガソリンでは,約57円程となります。ビール同様,石油製品は税金の塊です。これも国によって税率は大きく異なっています。

 

 ただ税というのは,人によって立場によって捉え方が大きく異なります。よく言われることですが,”一律=平等”もその一つです。
 所得税でも累進課税の在り方,例の一億円の壁もあります。私から見れば,問題はもっと別のところにあります。使い方です。

 

 いわゆるバラマキです。先日小さな記事ですが,漁船の内燃機関置き換えのことが載っていました。ずさんな申請がまかり通っています。
 補助の大義名分は,零細な漁民への補助です。漁業衰退への歯止めの一つです。このような制度の悪用,これはほんの一例だと思います。

 

 来たる衆議議員選挙,各党の公約を見ていると机上の空論,大衆受けのいいものばかりが並んでいます。民度の尺度を測れるというものです。
 私の持論,「根拠となる財源を示せ」と繰り返し言いたいです。エコノミストの指摘を待つまでもなく,国に打ち出の小槌はありません。

 

 我が国に野党の指示がなかなか伸びない理由の一つが,ここにあります。”国民の三大義務”の一つに納税の義務はあります。
 国民が税金を納めるから,国は国民の為に仕事をすることができます。納める税金が減れば,国民の為にする仕事は減るのでは?

 

 まあ国の仕組みは,これほど単純ではありません。先に書いた酒税や石油製品に対する税,こうした間接税についての議論は伝わってきません。
 どうも直接税ばかりに目が行っているような気がします。税の中身とその使い道,必要性を含めてもっと議論がいるような…。

 

○ 今日の1枚 

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2021/10/20

動かねば

○ 先週の土曜日を境に季節は急激に変わりましたね。「暑い!暑い!なんだこの暑さ!」と思っていたら,なんですこの涼しさ。
 先週,洗濯機はフル回転,一日三回も回しました。同時にタンスの中の夏服を冬服に入れ替え(衣替え)です。まあTシャツは残していますが。

 

 散歩の最中の風景も随分と変わりました。稲刈りです。この地域は他と較べると遅いようです。これで来週くらいには,籾殻をもらいに。
 越冬のために,そして夏の乾燥のために籾殻は必需品です。さらに花壇にも籾殻をすき込み,土の軟らかさを作ります。ありがたい存在。

 

 毎年JAのライスセンターでは,脱穀のおこぼれを無料で配付します。ビニルのゴミ袋をもっていただいてきます。まあ3・4袋あれば…。
 不思議です。軽い籾殻ですが風に結構強いんです。寒さに弱いレモングラスにはたっぷりと籾殻をかけます。これで春までももちます。

 

 籾殻には隙間がたくさんあります。この隙間が保温・保湿に役立ちます。そうそうハーブやプランターにも籾殻を使います。
 毎年のことながら残暑が過ぎると,ボチボチ庭木の剪定をしています。最後は(低い方の)松があります。これは二日以上かけて。

 

 優柔不断な私ですが,生け垣の上を切るか下を切るか。生け垣=カイヅカイブキ,伸びすぎました。防犯上低くするのが一番です。
 しかし,大量の刈りとった枝の処分に頭が痛いです。この春先,少しやりましたが,予想以上に出て困りました。友人に助けてもらいました。

 

 自分で言うのもなんですが,狭い庭ながら””があるのは嬉しいです。その反面お世話が大変ですが,動ける内はお世話せねば。
 毎年大きい方の松は庭師さんにお願いしていますが,その内に全部お願いすることになるのかしら?これまた懐に響きます。

 

 あちこち話が飛びますが,最近ガソリン代の高騰のことを書いています。某サイトを見ると,ビックリするようなお値段になっています。
 ガソリン代だけで数万円,とてもとてもできることではありません。宣言解除になって喜んでいたら,今度は別の難題ができました。

 

○ 今日の1枚

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2021/10/19

超絶技巧

○ 世の中,古今東西”超絶技巧”をもった人をもてはやす傾向があります。プロスポーツの中でもそれを売り物とするアストリートが…。
 常人がなかなかなしえないことを平然と行う,思わず拍手をしたくなります。私の好きなサッカーでも何度も見てきました。素晴らしい。

 

 音楽の世界でも(伝説ですが)リストやパガニーニが,超絶技巧をもっていたそうです。今残された音楽を聴くと,呆れかえる程です。
 リストのピアノ曲,パガニーニのヴァイオリン曲と聞くだけで,ワクワクしてしまいます。ただ現代では,平然と弾きこなす人が…。

 

 そうそう先日(珍しく)ギターのことを書きました。書いたほかにもギターの名手はたくさんいますよね。楽器とは奥深いもの。
 そんな中,ふとしたことで”Marcin Patrzalek”と言う,若いポーランド人に巡り会いました。それはそれは面白い,そして唖然と。

 

 映像で見ると,その面白さが分かります。まずもって胴(なんというか知りません)にテープが何カ所も貼ってある。???。
 さらにネックの部分でも右手をもっていって弾いている。あれは一体どんな技法なのかしら?とにかく初めて見ました。

 

 そこでYou tubeで名前を検索,彼の演奏を聴きました。もう面白くって面白くって,何本も見てしまいました。こんなの久し振りです。
 誰が編曲をしたのか,私は知りません。仮に本人の編曲ならば,それこそ本業を生業とする人以上に立派な編曲だと思いました。

 

 さて先程の貼られたテープの件ですが,映像を見て分かりました。彼は単にギターを弾くだけではなく,ギターのあらゆる箇所を叩いています。
 そうドラムかタンバリンかあるいは…。それがジャズの影響を受けているのかどうか分かりませんが,しっかりとスウィングしています。

 

 彼のソロ演奏を聴いていても,至る所でギターを叩く場面が出てきます。彼のオリジナルかどうかも分かりませんが,様になっています。
 彼もギター界では超絶技巧の持ち主ではないかと思っています。偶然にも素晴らしいギター界の新星が現れたものです。一聴の価値あり。

 

○ 今日の1枚

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2021/10/18

将来を見据えて

○ やはり財務省の矢野次官の文藝春秋への投稿は,面白い。政治家ばかりか経済界まで波紋を広げてきています。近頃にないヒット?
 さらに衆議議員選挙前の絶妙なタイミングでした。もちろん財務省の増税に対する敷石とも言われていますが,さらなる論議を期待したい。

 

 私は,現在出されている政党の選挙公約を較べてみました。どこも綺麗事ばかり,まあ今に始まったことではありませんがね。
 狙いは何か,将来負担はどのように解消するのか」がさっぱり見えてこない。最も選挙向けで終わってみたら,何も変わっていない?

 

 私は万年野党への批判・注文として”対抗案(財源を示し)”を出して欲しいと思っています。ただ単に「反対」だけで国民の賛意は…。
 さらに言うならば,「清濁併せ持つ」こと,田沼から松平に,しかし皮肉なことに「白河の清きに魚もすみかねて もとの濁りの田沼こひしき」とね。

 

 十年も党幹部が替わらないような硬直した組織,自己反省はまるでなしではありませんか?相変わらず財源があいまいな話ばかり。
 彼らには,痛みを伴う改革をする意思はありません。矢野次官を批判する人達も同様です。ここまで悪化した国家財政,神の手はありません。

 

 政権政党を含め,「将来世代の利益を踏まえた政策論争」がまるでなされない。政権政党の選挙公約からは,健全財政の文言が消えた。
 これだから国家財政を預かる財務省から,「このままでは…」と言った危機感が生まれる訳です。コロナ対策の補正予算は終わっています。

 

 ただ自民党の公約で評価できる点は,防衛費増額です。私の持論は,できる範囲内で「自分の国は自分で守る」姿勢です。日米安保を軸としながらも。
 極東の軍事バランスは,崩れてきています。日本国憲法の精神を重んじながらも,国土(専守)防衛はしなければなりません。
 
 少子高齢の日本,今働くあるいは未成年の人達にとって負の財産を減らすことは,今の政治に絶対に必要なこと(財政健全化)です。
 その為の(比較的)公平な税の徴収,それが消費税15%だと思っています。私達の痛みが,明日の日本を救うものだと思っています。

 

○ 今日の1枚Dsc_5118 旧作

2021/10/17

挑戦したいが

○ これまでも何度も同じことを書き続けていますが,お天気が気になって仕方がありません。前にも晴天+無風(水鏡の場合)とね。
 私がよく使っている二つの気象情報サイト,10日前後の予想を発表しています。まあ数日前に急変することがありますが。

 

 例えば,サクラや紅葉を撮影する場合,雨が降ったら撮影のイメージがさっぱり出てきません。もう固定観念ができてしまっています。
 「雨が降ったら,このように撮る!」と言ったイメージがわきません。仕方なくネットで人様の作品を見ていますが,どうも…。

 

 自分で自分の首を絞めていることは分かりますが,雨,どうも写欲がわきません。これは飛行機の場合でも同じことが言えます。
 最も飛行機の場合は,曇天すら嫌です。長い長いフィルム時代の名残なんでしょうかねえ。曇った日のコントラストの悪さもあります。

 

 それに雨の日は,(下手をすれば)カメラ・レンズを濡らす可能性もあります。もちろん暴雨対策グッズもありますが,不自由です。
 まあ三脚は確実に濡れるでしょう。(三脚の)足も汚れます。撮影後の後片付けのことを考えると,さらに億劫です。

 

 もう一つ,今年の秋は星を撮りたい。例えば,鏡池(戸隠)ならば,人工物が少なく,光害も避けることができます。挑戦したいです。
 まずは明るい内に使用するレンズの無限大の位置(マニュアル操作となります)を確かめることから始まります。これが難しい。

 

 三脚・リモートコードは必需品,まあ10秒前後の時間で撮りたいです。これくらいの時間ならば,星は止まってくれます。
 そうそう増感限度は1600位かな。真っ暗な場所,懐中電灯に赤セロファンを被せて使います。これは(大昔)開田高原で撮影した経験より。 

 

 実はこれ,某湖で桜を絡めてやろうと思っていました。が,風が予想以上に強く断念しました。暗闇に浮かぶサクラ,上空には星です。
 1600位の感度でも,10秒ほど開いていると,ずいぶんくらい部分も姿が浮かんできます。当然夜空が見えなければ話になりません。

 

○ 今日の1枚

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2021/10/16

ギター

○ 久し振りに音楽のことを書こう。私世代の若い頃,世界中を日本中を沸かせたギターと言えば,エレキ・ギターでした。「不良」とも言われたり。
 2+1のエレキ・ギターにドラムと言えば,ヴェンチャーズ(日本に何度来たのやら)寺内タケシなどなど,ヒットチャートを賑わいました。

 

 個人的にはエレキよりもアコースティックギターの方が好きかなあ。まずもって共鳴箱の曲線の美しさと木目の美しさでしょうか。
 私,たまにアール・クルーのギター演奏を聴いたりします。CDも代表的なものを数枚持っています。柔らかな音,繊細な音,好きです。

 

 映画ならば「禁じられた遊び」でナルシソ・イエペスが脚光を浴びました。あるいは「アルハンブラ宮殿の思い出」もあります。
 日本人のクラシック・ギターでは,山下和仁氏でしょうか。いずれにせよギターと言えば,スペイン(イスパニア)でしょうか。

 

 近世コンサートホールは,どんどん大きくなってきています。これはクラシック・ギターにとって不利=音量が小さいです。
 おじいさんにとってギターって肩にぶら下げ,演歌を歌うスタイル(流し)でしょうか。演歌にギターは合うと思っています。

 

 演歌にギターと書きましたが,ギターに似合うのはフラメンコがあります。あれはギターでなければ(否それ以外は考えられない)…。
 踊り子とギター奏者の息がピッタリ,視覚と聴覚を揺さぶられます。私にとって貴重な体験と思っています。二度目はないでしょうね。

 

 考えてみれば,輪ゴムを伸ばし指ではじくと,ブーンと言う音がします。それでは音が小さいので共鳴する箱を考え出しました。
 日本には古くから大陸から伝わってきた琴と琵琶があります。琴には様々な大きさがあり,琵琶には各地で特色あるものが作られています。

 

 世界中で素朴ながら心に染みる音を出す楽器が生まれてきています。明治以来西洋音楽一辺倒な我が国ですが,日本に伝わる楽器にも目を向けたら。
 そうそう正倉院にも琴と琵琶は残っています。多分に装飾を施したものに脚光が浴びがちですが,やはり実際音を聴いてみたいものです。

 

○ 今日の1枚

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